出品候補牛を選抜審査

出品候補牛を審査する県家畜改良協会の審査員＝１０日、宮古家畜市場

　第１０回全国和牛能力共進会に宮古代表として出品する候補牛を選抜するための第１次審査が１０日、ＪＡおきなわ宮古家畜市場で行われた。

　第２区（若雌の１）に６頭、第３区（若雌の２）に８頭、第６区（高等登録群）に３頭が出品され、体高や体型などを県家畜改良協会の審査員が採点し、７月に行われる審査に出品する候補牛を選定した。

　若雌第２区からは伊山和吉さん所有の「ふくなみ７」と上地誠さん所有の「あんな３」が選ばれた。若雌第３区からは池間トミさん所有の「ふくみ」、３頭を１群とする高等登録群は荷川取広明さん所有の「あかり」「かんな」「かんな６」が選ばれた。

　これら３頭と１群（３頭）の候補牛は７月に行われる審査に出品され、再び審査を受ける。

　５年に１度開かれる全国和牛能力共進会は「和牛のオリンピック」とも呼ばれ、畜産業界最大のイベント。１０月の２５～２９日まで長崎県の佐世保を主会場に行われる。