さわやかプレーありがとう/高校総体男子バレー閉会式
島の応援にも感謝/熱闘5日間、成功で幕
全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体「2010」の男子バレーボール競技は3日、宇部商(山口)の2度目の優勝で幕を閉じた。決勝戦後に市総合体育館で行われた閉会式では、優勝旗と文部科学大臣杯などが宇部商に授与された。また大会優秀選手32人の中に伊良部の久高雄彦が選ばれ、代表で表彰された。県高等学校体育連盟からは宮古島開催について「心のこもった大会をありがとう」との言葉が寄せられた。
あいさつで下地敏彦市長は「頂点に立った宇部商や4強に勝ち上がった皆さんは達成感と充実感でいっぱいだと思う。皆さんの高校生らしいさわやかなプレーは宮古島の人たちに感動を与えた。宮古島での大会をいつまでも忘れないで今度は観光に訪れてほしい」と呼び掛けた。
また、下地市長に対しては日本バレーボール協会から円滑な運営に対する感謝状が贈呈された。
高体連バレーボール専門部の高屋清剛部長は「皆さんの高校生らしい若さあふれる試合は宮古島の人たちに感動と興奮を与えてくれた。また、大会を支えてくれた宮古島市の高校生たちもこの大会は心に残る素晴らしい思い出になったと思う」とあいさつした。
そのほか、優勝監督表彰では、宇部商の藤田高教監督が表彰されたほか、大会のベスト6に選ばれた6人も表彰された。
表彰式の最後に優勝の宇部商、準優勝の福大附大濠(福岡)、3位の東洋(東京)と市立尼崎(兵庫)の選手が退場すると会場から大きな拍手が送られた。