食育事業プログラム始まる/西辺中
早寝、早起き、朝ごはんを
西辺中学校(饒平名和枝校長)では10日から「生活習慣病予防食育事業プログラム」をスタートさせた。7月まで実施する。市健康増進課が市内の学校で行っているもので、今回は西辺中1・2年の27人が対象。「宮古島市の状況を知ろう」「朝ご飯を食べようー調理実習」「健康な体をつくるために」「3カ月後の事後フォロー」の4回に分けて行われる。講師は市健康増進課の下地由美子さん(保健師)と濱元潤子さん(栄養士)。
初日は、生活習慣病はなぜ起きるか、その要因を下地講師がパワーポイントを使って分かりやすく説明。沖縄県の平均寿命や死亡率、都道府県の失業率や産業就業者比率、飲食店数などの統計資料を使って生活習慣を比較した。下地講師は「宮古は農業とサービス業が多い。外食やお酒を飲む機会が多く、大人はウプバタ(メタボリック)になる傾向がある。普段の生活が大切で、まず今のうちから早起き、朝ごはんをしっかり取る習慣を付けよう」と話した。
期間中、生徒たちは、バランスガイドの活用や、自分の食事チェック、楽しく動いて体力アップ、改善点と目標などの記入、最後にアンケートも行われる。