電気自動車を体験/エコハウス講座
カーシェアリング事業を学ぶ
市エコアイランド推進課が主催する2012年度の第1回エコハウス暮らし講座が11日、平良字西里にある市街地型エコハウスで行われ、市民ら約10人が電気自動車(EV)の試乗を体験した。またカーシェアリング事業について学んだ。
市は公用車として導入した電気自動車を土日、祝日に非営利団体や営利等を目的としないサークルなどを対象に、教育、スポーツ、福祉などのイベントに限り無料で貸し出している。運転者は26歳以上であることが条件。
貸出車は三菱アイミーブで、航続距離が約150㌔。エアコンなどを使用した場合は距離が減少することや急速、普通充電器の設置場所についての説明を受けた。
説明後、電気自動車に試乗。市内を約10分ほど走行し、運転のしやすさなどを体験した。
試乗した黒木洋子さん(32)=平良=は「音がしないので、鍵を回しても走れる状態なのか分からなかった。走行中はとても静かで、スムーズ。運転がしやすかった」と感想を述べた。
この日の講座は市の省エネルギーの促進、新エネルギー等を活用した資源循環型社会の構築を図るため、電気自動車に試乗することでその性能を体験し、カーシェアリング事業の活用につなげることなどを目的に行われた。