今年は7月20、21日開催/宮古島夏まつり
実行委で実施要綱案など審議
宮古島夏まつり実行委員会(実行委員長・下地義治宮古島商工会議所会頭)が22日、商工会議所で開かれ、「夏まつり2012」の実施要項と予算案の審議、「同2011」の実績報告などを実施。今年は7月20、21日に開催すること、内容は例年通りながら、特にパレードが盛り上がるよう力を入れて取り組む方針などが確認された。
同祭りは市町村合併した年に第1回を開催。8回目となる今年は、学校の夏休み初日となる7月20日から2日間の日程で行われる。
20日は午前10時から漲水御嶽と宮古神社で豊年祈願祭を行い豊作・豊漁を願う。午後6時から同9時まで市内3通り商店街が歩行者天国となるほか、午後6時から市場通りでは路上アトラクション、下里通りでは「ちびっ子駅伝大会」を実施。西里通りでは昨年、初開催された浴衣コンテストが今年も開催される。
21日は午後2時から市役所平良庁舎北隣り駐車場(旧警察署跡地)で宮古角力大会、午後4時30分からは歩行者天国とパレード・路上アトラクション、午後6時30分からは公設市場前特設ステージでミス宮古発表会、まつりのメーンイベントである東西大綱引きは下里通りで午後7時40分開始を予定している。
実行委員会では、事務局が「夏まつり2011」の実績報告を行った後、「同2012」の実施要項と予算案を提案。今年の予算案は前年比約26万円減の280万円としていること、「パレードが盛り上がると祭りらしい雰囲気が出る」との意見があることから、パレードに力を入れて取り組むこと、20日の路上アトラクションには北海道から「よさこいソーラン」のチームが参加することなどが説明された。
委員からは、「大綱引きは昨年、予定時間に終了できなかったので、開始時間を早めることはできないか」、「浴衣コンテストの入賞者を公設市場前特設ステージで紹介したり、パレードに参加してもらうことはできないか」などの意見が上がった。
実行委員会で上がった意見については、今後担当団体などで調整が行われる。