職員家族に協力依頼文/宮古島市
飲酒運転根絶へ市長名で通知
宮古島市は24日、市職員が18日に酒酔い運転で逮捕された不祥事を受け、市職員の家族に飲酒運転根絶への協力文書を下地敏彦市長名で通知した。市はこの日、市職員がアクセスできるパソコンの「宮古島市グループウエア」に同文書を入れ、各課長に職員が印刷して、確実に持ち帰るよう指示した。
文書は「宮古島市職員のご家族様へ」と題し①会合がある日は、マイカーで出勤させない②会合がある日にマイカーで出勤した場合は、マイカーで帰宅させないよう強く注意する③会合の次の日は、マイカーで出勤させない-の飲酒運転根絶に向けた取り組みに対し、家族の協力を依頼した。
同文書には「二日酔いでの運転は飲酒運転になる」という文書、市の飲酒運転にかかる懲戒処分の基準(抜粋)が添付された。
また、「私たち職員は、生命の尊さと交通事故の悲惨さを深く心に刻み、職員一人ひとりが飲酒運転を根絶する決意を固くし「飲酒運転をしない、させない、許さない」ことを誓います。と書かれた「飲酒運転根絶宣言」を各課の職員の署名がそろい次第、それぞれの課の見えやすい場所に順次張り出す。