カツオフォーラム実行委発足
10月6日開催、7日ハーリー
カツオフォーラムin宮古島実行委員会が28日、発足し、下地敏彦市長が委員11人に委嘱状を交付した。第1回委員会で、委員長に下地市長、副委員長に友利義文伊良部漁協組合長がそれぞれ就任した。10月6日にカツオフォーラム、7日に海族まつりの一つ「ハーリー大会」を開催することを全会一致で決めた。キャッチフレーズは「カツオばんざい」。宮古でのカツオフォーラムは初開催で、全国では高知県、鹿児島県に次いで3度目となる。
下地市長は「伊良部のカツオ漁業は活性化の原動力であり、市民はカツオの恩恵にあずかっている。カツオフォーラムでは再度カツオを見直し、宮古の活性化と三漁協(伊良部、宮古島、池間)の運営強化につなげたい。実り多いカツオフォーラムにしていく」と決意を新たにした。
カツオフォーラムの目的は、今後委員の意見を集約して文言を書き換える。
開催場所は、市伊良部中央公民館。基調講演では、沖縄大学の上田不二夫教授が「沖縄、宮古島のカツオの歴史」と題して講演する。パネルディスカッションのテーマは「離島におけるカツオ漁業のこれから(仮称)」。この後、川上哲也さん(宮古島海のめぐみネット会長)の特別講演「カツオばんざい」、宮古島市大会宣言などが予定されている。会場の一角では、カツオを中心とした水産業のパネル展を行う。
佐良浜漁港特設会場では、カツオばんざい交流会を計画。生カツオのぶつ切りを住民へ提供する「オオバンマイ」や「海の幸料理コンテストでの入賞作品表彰」「島の民謡ショー」などが催しされる予定。
島まるごと海の幸祭典は9月24日~10月7日まで開催。「沖縄宮古食材の店」指定店・登録店で実施する。
委員は次の通り。
委員長=下地敏彦(市長)▽副委員長=友利義文(伊良部漁協漁合長)▽監事=大浦貞治(市伊良部商工会長)▽委員=與那嶺宏明
(宮古農林水産振興センター所長)、小禄貴英(宮古島漁協組合長)、濱川洋美(池間漁協組合長)、豊見山健児(宮古島観光協会長)、下地義治(宮古商工会議所会頭)、長嶺吉和(いらぶ観光協会長)、酒井恵子(宮古島漁協女性部代表)、武富敏(県飲食業生活衛生同業組合会長)、川上哲也(宮古島海のめぐみネット会長)