政治・行政
2012年5月30日(水)9:00
上位入賞へ展示訓練/市消防本部
6月の県大会向け
6月1日に県消防学校で行われる第36回県消防長会救助技術指導会に向け29日、宮古地区代表として出場する宮古島市消防本部の隊員による展示訓練が同署で行われた。
訓練では、大会競技種目の4種目について隊員たちが本番さながらに、これまでの訓練の成果を披露した。
人命救助に必要な技術に磨きを掛けた隊員たちの迅速な動きに、見学に訪れた砂川幼稚園の園児たちも大きな拍手を送っていた。
同指導会は、消防職員の救助技術の向上を図り、災害に対処することが目的。同署からは4種目に15人が出場する。県大会で優勝すれば九州大会へ派遣される。
あいさつで砂川享一消防長は「皆さんは長い間厳しい訓練に耐えてきた。県大会では訓練の成果を十分に発揮して宮古島代表として上位入賞を期待している」と述べた。
訓練で披露されたのは、ロープブリッジ救出、引き揚げ救助、ほふく救助、技術訓練の4種類。このうちロープブリッジ救出では、隊員がバランスを取りながら、腕力や腹筋力を使ってスピーディーにロープを渡り切っていた。