新規求人38・8%増/宮古公共職業安定所
4月の雇用動向
宮古公共職業安定所(岩野眞司所長)は29日、4月管内の雇用の動きを発表した。新規求人者数は322人で前年同月比で38・8%(90人)増加し、10カ月連続して対前年比を上回っていることが明らかになった。また、就職件数は343件で、前年同月を104・2%(175人)増と5カ月連続して前年を上回った。
一方、新規求職申し込み件数は419件で、前年同月を16・9%(85件)減少し2カ月連続の減。前月比では1・9%(32人)増加している。
月間有効求職者数は1722人で前年同月比18・5%(205人)増となり、4カ月連続の増加となった。有効求人倍率は0・51倍で、前年同月比で0・1ポイント上昇。前月比では0・09ポイント低下した。
就職件数343件のうち、県内は322件で、前年同月比105・1%(165件)の増加。また、県外は21件で同比90・9%(10件)増となり、県内外ともに増加した。
新規求人状況を産業別でみた場合、製造業19人、卸売・小売業54人、宿泊・サービス業88人、医療・福祉業65人はいずれも前年同月より増えた。一方、情報・通信業17人、公務・その他7人は前年同月より減少している。