大物ホンマグロ2匹揚がる
全長2.9㍍、重さ309㌔ 市民らもびっくり
宮古島漁協(小禄貴英組合長)に30日、大物ホンマグロ(クロマグロ)2匹が水揚げされた。最大は全長2・9㍍、重さ309㌔、もう一匹は全長2㍍余、重さ294㌔。訪れた市民らは「オーッ、大きい」とびっくりしていた。
309㌔をゲットしたのは宮古島市に住む男性(55)、294㌔を釣り上げたのは谷口洋平さん(29)。男性は「jun丸」、谷口さんは「光洋丸」でそれぞれ29日午後、宮古島北方沖合に設置されているパヤオ(浮き魚礁)周辺で操業した。水深約1500㍍。
男性は、道糸100号に結んだ釣り針でアオムロ(ムロアジの一種)一匹掛けて投げ入れた。突然のヒットから4時間余の格闘の末、2年ぶりに仕留めた。
谷口さんは、ヤマトナガユ(ツムブリ)の一匹掛けで釣
った。「漁師歴10年で、初めてのホンマグロ。とてもうれしい。4時間の格闘でものにした」と笑顔だった。
309㌔のホンマグロは同漁協が引き取り、解体した。きょう31日午前11時から、同漁協直売店「海(in)んきゃどら」で販売する。1パック1000円。
問い合わせは、海(in)んきゃどら(電話72・3890)へ。