受注契約金額は8398万円/シルバー人材センター
総会で収支予算を承認
宮古島市シルバー人材センター(棚原恵照理事長)の2012年度定時総会が31日、市中央公民館大ホールで開かれた。総額1億220万円の12年度予算案と事業計画が報告されたほか、1億177万円の収益に対し支出費用1億91万円、差引86万円の黒字となった11年度収支決算などを全会一致で承認した。11年度の受注契約金額は8398万円だった。
1992年に平良市シルバー人材センターとして設立され今年で20年目となる宮古島市シルバー人材センターは、4月から公益社団法人となった。総会であいさつに立った棚原理事長は「20年の節目の年に公益法人として新しい門出を迎え、未来への希望と決意を新たにしている」との思いを述べた上で「より公益性に焦点を絞った事業展開への配慮が必要」と語った。
同センター11年度の会員数は201人で、受注件数は995件。受注契約金額は8398万860円で、前年度実績8208万円を190万1000円上回った。就業延日人員は1万5711日人員。就業実人員は150人で、就業率は74・6%だった。
総会では事務局が12年度の事業計画と総額1億220万6000円の収支予算、11年度の事業報告と、収益計1億177万8985円、支出費用計1億91万8242円だった同年度収支計算などを報告。決議事項となっている11年度の事業報告と収支決算、監査報告はいずれも全会一致で承認された。
総会には長濱政治副市長、宮古島市議会の平良隆議長、県シルバー人材センター連合会の金城盛功副会長が来賓として出席し祝辞を述べた。