藤枝市(静岡県)交流団を歓迎/市と交流会
さらなる友好発展へ
静岡県藤枝市(北村正平市長)と宮古島市(下地敏彦む市長)との友好交流会が3日、市内のホテルで開かれた。下地市長は「富士山観光ツアーを計画している」と述べ、藤枝市・宮古島市友好交流団の八木敏夫団長(藤枝市体育協会長)ら23人を喜ばせた。参加者らは、和気あいあいと友好を深め、両市のさらなる発展を誓った。
藤枝市との交流は2008年、西光エンジニアリング(本社・同市)と宮古島漁協(小禄貴英組合長)の連携で、宮古島産の半生タイプのモズク商品開発の成功がきっかけで始まった。
両市は昨年、友好都市を提携、併せて災害時相互支援協定を締結した。
交流団は、民間の各種団体などの会員で構成。1泊2日の日程で来島した。
下地市長は「よくいらっしゃった。おいしい料理を食べ、笑うことが健康に良い。昨年、藤枝市に大変お世話になった。今日はオトーリで返杯したい」と歓迎した。次いで市議会の富永元順副議長があいさつした。
八木団長は「モズクを機に文化・産業・スポーツなどの交流を深めたい」と述べ、歓迎に感謝の意を表した。
宮古島観光協会の豊見山健児会長、宮古島商工会議所の下地義治会頭、藤枝市健康福祉部の大石茂樹部長、交流団の寺田益男副団長の乾杯音頭の合間には、舞台で琉舞が披露された。参加者らは、感動した様子で大きな拍手を送っていた。