男子バレーきょう開会式/伊良部、あす初戦 歓迎の花200鉢 会場を彩る
美ら島沖縄総体2010男子バレーボール競技大会の開会式がきょう30日、市総合体育館で開催され、幕を開ける。体育館では審判台や演台を運び込むなど設営が進んだ。会場周辺には観葉植物などが飾られ、準備は万端整った。開会式は出場する56校が入場し、午後5時から始まる。
開会式は選手入場後の開会宣言から始まり、優勝杯・文部科学大臣杯返還に続き選手宣誓が行われる。
会場を彩っている花は宮古総合実業高校環境科学科の2、3年の生徒25人が29日、トラック3台で会場に搬入した。一人一役活動の一環としてこれまで育ててきたブーゲンビレアや観葉植物で、約200鉢が会場に彩りを添えている。プランターには「歓迎・青天届く君の風みなぎる闘志が夏に輝く」と大会スローガンが書かれたシールが張られ大会の雰囲気を盛り上げている。
川満莉紗さん(2年)は「作業は大変だけど全国の人に見てもらい、喜んでもらえればうれしい」と設営に汗を流していた。
男子バレーボール競技には全国から56校が出場し、予選グループ戦は31日に市総合体育館を主会場に上野、宮古高校、宮古総合実業、宮古工業の各体育館5 会場で行われる。2年連続4回目出場の伊良部は同日午前11時50分(第3試合)から市立船橋(千葉)と主会場で対戦する。開催地第1代表の西原(2年ぶり16回目)は8月1日の決勝トーナメントから出場する。
決勝トーナメントは8月1~3日に宮古高校を除く4会場で行われ、各校が全国一を目指して熱い戦いを繰り広げる。
開会式は出場校の控え選手を優先するため一般の入場は午後4時30分からになる。