海の「もしも」は118番/海上保安署
みつば幼稚園でスライドショー
宮古島海上保安署(山中洋署長)は14日、市内のみつば幼稚園(与世田明美園長)で園児99人と教諭を対象にしたスライドショーと海洋環境保全に関する演劇を行った。子どもたちは、海の「もしも」の時は電話で「118番」にかけることを覚え、海上保安庁のキャラクター「うみまる」に歓声を上げていた。
スライドショーのタイトルは「未来に残そう青い海」。海で遊ぶ時の注意点、海の危険生物の紹介と対処法、海上保安業務などを紹介した。
巡視船「のばる」の福田直樹船長ら8人が分かりやすく教えた。
海で遊ぶ時の五つの約束として▽一人では絶対に海に行かない▽何か浮く物を持って行こう▽安全な海で遊ぼう(監視員のいるネットの中)▽天気に注意しよう▽事故を見たり、事故に遭ったらすぐに助けを呼ぼう-を挙げた。
海上保安庁の大きな三つの仕事として「一つ目は海の安全を守る(海では犯罪取り締まりや事故の救助活動など)、二つ目は海の情報提供、三つ目は海の交通安全(灯台などをつくったり船の交通安全監視など)である」と説明した。
この後、クイズが行われ、子どもたちは元気いっぱいに答えた。保安官らは、満点に満足の表情を見せていた。