社会・全般
2010年7月28日(水)17:44
海難事故か?一時騒然/高野漁港沖
転覆ボート、通報受け海保捜索
27日午前9時ごろ、宮古島海上保安署に宮古島船籍のダイビング船船長から高野漁港から南東約1㌔のリーフ際沖合で「ボートが転覆漂流している」との通報があり、宮古島海上保安署が捜索・聞き取り調査を進めた結果、目撃されたボートは伊良部漁協所属漁船のカツオのえさを運搬するための舟形いけすであることが同日午後6時40分ごろに確認され、海難事故ではないことが判明した。
通報を受けた宮古島海上保安署から巡視艇やえづき、石垣海上保安部からヘリ1機と巡視艇なつづきが現場海域を捜索、延べ5人のダイバーが潜水捜査をするなど現場海域は一時騒然となった。同海域の潮流などを考慮し捜査範囲は大神島の沖合約15㌔にまで及んだ。
宮古島海上保安署の栗谷美則署長は「結果は海難事故でなく良かった。海で事故の疑いがある時はためらわずに連絡してほしい」と呼び掛けている。