産業・経済 社会・全般
2010年7月26日(月)18:14
ゴーヤー販売額1億9500万円/単価高く前期比9%増
JAゴーヤー専門部会(伊志嶺一之部会長)の2009年期作報告会が23日、JA地区本部2階大ホールで開かれた。出荷量は前期を下回ったが、単価が高く販売額は1億9500万円と前期を9%上回った。
栽培履歴管理など評価
あいさつに立った伊志嶺部会長は「宮古のゴーヤーは、本土の消費者に認知され、高値傾向で推移している。生産者が品質向上に日々努力していることも好実績の要因」と分析。次期に向けては、各地区でばらつきのある反収の底上げに力を注ぐ方針を示した。
出荷報告によると、09年期は452㌧を出荷し、販売額は1億9553万円。平均キロ単価は、前期を34円上回る432円となった。
宮古島産ゴーヤーは共同選果や、農薬使用の記録など栽培履歴の徹底管理が評価されているという。
10年期は宮古島産ブランド確立を視野に▽「定時・定量・定品質」出荷▽顔の見える産地構築-などに取り組む方針を示している。