産業・経済
2012年6月27日(水)9:00
子牛1頭38万6000円/肉用牛6月競り
前月比2万9000円高
JAおきなわ宮古家畜市場の2012年6月の肉用牛競りが、26日開かれた。子牛1頭平均価格は38万6187円と前月と比べ2万9465円上げた。JAは「台風の影響で定期開催日より1週間延びて、相場への影響が懸念されたが、引き合いが強かった」と高値の要因を分析した。
JAおきなわ宮古地区畜産振興センター畜産部のまとめによると、子牛は450頭上場され、449頭が競り落とされた。総販売額は1億7339万円で、総販売体重が12万554㌔。平均キロ単価は、1438円となった。
性別の1頭平均価格は、去勢が42万2311円(前月比2万8866高)、雌が34万1615円(同比3万7137円高)。雌の上げ幅が大きかった。1頭の最高価格は53万6550円、最低は8万6100円だった。
去勢の体重区分別の1頭平均価格は「300~349㌔」が最も高く44万6371円。「250~299㌔」の42万7310円、「200~249㌔」の37万4602円が続いた。
成牛を含めた総販売額は、1億7664万円となった。