安全安心な社会実現を/「明るくする運動」出発式
第62回社会を明るくする運動の法務大臣等メッセージ伝達式と街頭車両広報宣伝活動出発式が2日、市役所平良庁舎玄関前で開かれた。伝達式では、宮古保護区保護司会の宮里敬一会長から同運動宮古地区実施委員長を務める下地敏彦市長に法務大臣メッセージが手渡された。
社会を明るくする運動とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と、犯罪をした人や非行のある少年の更生に理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築こうとする運動。法務省の主唱で、7月の1カ月間、その趣旨を広報する活動が全国各地で行われる。
伝達式では、宮里会長と与那覇秀夫保護司会副会長が、滝実法務大臣と仲井真弘多県知事が7月2日に発表した、運動推進へ協力を呼び掛けるメッセージを下地市長に、普天間裕保護司会総務部長が平良哲則生涯学習部長に県教育長メッセージを手渡した。
出発式では下地市長が「犯罪のない明るい地域社会づくりを掲げる上で大きな原動力となるのは一人一人がおのおのの立場に立って考え、行動すること」との考えを示した上で「この運動が犯罪や非行のない、誰もが安心して暮らせる明るい社会の構築と、罪を犯した人が更正し地域に受け入れられる社会の実現に貢献するものと期待している」と語った。
街頭車両広報活動は参加者が5班に分かれ、行われた。