コースを海沿いに変更/宮古島マラソン
参加者の要望反映/実行委員会総会
エコアイランド宮古島マラソン実行委員会は10日に開いた総会で、第3回大会の開催要項を決定した。同大会ではコースを変更、過去2回はトライアスロン大会のランで使用する公認コースを使用していたが、第3回大会では宮古本島南側の海沿いのコースに変更する。「海を見ながら走りたい」とする参加者の要望や安全な大会運営を重視して変更を決めた。第3回大会の開催期日は10月21日、発着点は市陸上競技場。
新しいコースは、フルマラソンの部が陸上競技場をスタートして東小学校方面に進行して荷川取地区に入る。同地区通過後はパイナガマビーチ前の国道を下地方面に向けて進む。そのまま進行し、下地入江地区を回った後、来間大橋を往復する。折り返した後は下地川満から久松地区に向けて海沿いを進行する。その後トゥリバーを通過し、ゴールを目指す。
ハーフマラソンは、陸上競技場を出発した後、フルと同様のコースを進む。下地線(国道上)で折り返した後、往路はフルとほぼ同じコースを走る。
総会でコース変更の理由を求められた事務局は「アンケートを集計する過程で島外、県外の参加者から海が見えるコースで海風を受けながら走れたらとても良いという声が多かった」などと答え、理解を求めた。
最終的に参加者の要望に加え、新コースは交通量が多い市街地を避けるため安全な大会運営につながることを実行委員で共有し、コース変更を決定した。
宮古島マラソンの参加資格はフルが19歳以上、ハーフは高校生以上の男女となる。参加料はフルが5000円、ハーフは4000円に設定。高校生は3000円で参加できる。申し込み期間は8月1日から9月7日となっている。
大会当日、フルは午前8時30分、ハーフは同9時にスタートする。制限時間はフルが7時間、ハーフが3時間30分。
総会ではこのほか、第2回大会の実績なども確認した。実行委員長の長濱政治副市長は「第2回大会は出場者が1000人を切ったこともあり、取り組みを強化する必要がある。反省するところは反省し、この大会を盛り上げていこう」と第3回大会に向けて委員の理解と協力を求めた。