イベント 教育・文化
2012年7月20日(金)9:00
新鮮さ求め長蛇の列/宮総実高
発表兼ね即売会
宮古総合実業高校の生産物即売会が19日、同校農林キャンパスであった。生徒たちが実習で生産した新鮮な野菜や果樹、菓子類、観葉植物が販売され、訪れた多くの市民が買い求めた。
即売会は学習成果の発表と地域への学校開放を目的に開催。1年間に8~10回のペースで開く。
今回の即売会で売り出した生産物は、各野菜をはじめマンゴーやパッションフルーツ、バナナほか、昆布のつくだ煮やカマボコ、ヨーグルト、ケーキなど。観葉植物も所狭しと並べた。
販売が始まると生産物は飛ぶように売れ、生徒たちは応対に大わらわ。大粒の汗を流しながら自ら栽培した果樹や野菜、加工品の販売作業に追われた。
訪れた市民は生徒たちの実習の成果を確認しながら新鮮で安価な各種生産物を買い求めていた。
同校生物生産科の伊良波優斗君(2年)は「自分たちで作ったものが売れるのはとてもうれしい。これからもたくさん作り、喜んでもらいたい」と話した。