五穀豊穣を祈願/宮古島夏まつりが開幕
クイチャーで雨乞い
漲水御嶽で行われた豊年祈願祭では、うたき神道会サス、ツカサが祈りをささげる中、漲水クイチャー保存会や池間のサス、西原みどり会の女性たちが御嶽に向かって祈願舞踊を奉納。徳八琉太鼓の演奏も花を添えた。
主催者を代表して実行委員長の下地義治宮古島商工会議所会頭が「多くの市民が中心商店街の活気あふれるにぎわいを満喫し、このまつりを楽しむと共に元気のある宮古島市のPRにも協力してほしい」とあいさつした。
下地敏彦市長も「宮古島市全体の発展と住民の豊かな生活のためにも多くの市民が参加し、まつりを盛り上げてほしい」と呼び掛けた。
夕方からは、市内商店街で歩行者天国が行われ、浴衣コンテストや路上アトラクション、ちびっ子駅伝大会も開催され盛り上がった。
2日目の21日は、午後2時から市役所平良庁舎西側駐車場で宮古角力大会、午後4時30分から午後9時まで歩行者天国を行う。午後4時30分からはパレードと路上アトラクション、ミス宮古の発表会は午後6時15分から市公設市場前特設ステージで行われる。大綱引きは午後7時40分から下里通り商店街で実施される。
宮古島夏まつり2012(同実行委員会主催)が20日、2日間の日程で開幕した。初日の午前は、平良西里の漲水御嶽と宮古神社で豊年祈願祭が行われ、女性たちがクイチャーを踊り五穀豊穣と無病息災を祈願した。夕方からは各商店街で歩行者天国が実施され、浴衣姿の子どもや女性たち、家族連れなどでにぎわった。きょう21日は宮古角力大会やミス宮古のお披露目、大綱引きなどが行われる。