春植、株出面積拡大を推進/組合長に砂川氏再任
平良キビ生産組合が総代会
平良地区さとうきび生産組合(砂川栄組合長)は23日、JAおきなわ宮古地区本部で第6回総代会を開いた。春植や株出面積拡大による増産や、トン当たり1万6000円の交付金受給要件充足(収穫の機械利用)へ全農家の誘導-などを盛り込んだ2012年度の活動計画を承認。役員改選も行い組合長に砂川氏、副組合長に大浦敏光氏を再任した。
あいさつで、砂川組合長は「宮古のサトウキビ作では夏植を中心に春植、株出の面積拡大、反収、品質の向上や地力の増進などが求められている。組合としては、関係機関と連携しながら、課題解決へ活動を強化する」とあいさつした。
活動計画の重点目標には①春植・株出専用オペレーターの育成②10㌃(約1反)当たり2200円の補助金が交付される「サトウキビ全島適正防除推進事業」の完全実施-も示した。
表彰された優良農家は次の通り。(敬称略)
【多量生産者の部】①宮国恵(243㌧)=久貝②與那覇昭雄(188㌧)=同③下地隆信(171㌧)=松原④下地和彦(159㌧)=地盛⑤平良恵信(同)=西仲
【品質取引の部】①砂川景信(糖度16・2度)=添道西②山里邦雄(同15・8度)=添道東③国仲正則(同)=福山④勝連勇(同)=添道西⑤川満悟(同15・7度)=大浦
【特別表彰】下地寛栄(10年以上にわたり原料員を務め、支部長として地域に貢献した)
新役員は次の通り。(敬称略)
【組合長】=砂川栄(福山)【副組合長】=大浦敏光(大浦)【監事】=荷川取秀一(添道東)▽久高実(西仲)【評議員】与那覇賢栄(宮原北)▽与那覇武(松原)▽伊志嶺博幸(腰原)▽松川幸徳(西仲)▽平良繁男(福山)▽池間信夫(狩俣)