佐渡山さん全国3位を報告/高校女子ウエートリフティング競技
市長 「オリンピック夢でない」
第14回全国高校女子ウエートリフティング競技選手権大会(21日、三重県で開催)48㌔級で3位となった佐渡山彩奈さん(宮高3年)が25日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね「大学に進学しウエートリフティングを続け、自分の力を試したい」と将来に向け抱負を語った。下地市長は「宮古から初めてのオリンピック選手も夢ではない」と期待した。渡慶次晃監督と川満健校長が同席した。
佐渡山さんは、スナッチでは55㌔と自己ベストの58㌔には及ばなかったものの、クリーン&ジャークでは70㌔を挙げ自己記録を更新。トータル125㌔で23選手中3位に入った。身長153㌢、大会時の体重は47・2㌔だった。
指導する渡慶次監督は「身体能力が高く、けがもなく順調にきているのでこの成績につながった」と話した。今度は、9月中旬に行われる都道府県対抗女子大会への出場を予定しているという。
佐渡山さんはウエートリフティングの魅力を「今まで持ち上げられなかった重量を挙げた時に楽しく感じる」と笑顔。「スクワットなど筋トレも練習に取り入れています」と話した。
下地市長は、佐渡山さんがウエートリフティングを始めて1年足らずだと聞いてびっくり。「きっと全体のバランスが良いんでしょうね。成長盛りなので、監督と相談して体調管理は万全に」と気遣った。
全国3位になった褒美として市のイメージキャラクター「みーや」のぬいぐるみとストラップをプレゼントした。