「北方領土を取材したい」
豆記者8人が抱負/市長を表敬
第51次本土派遣宮古地区豆記者8人が25日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、取材活動に臨む意気込みを話した。豆記者たちは28日に宮古島を出発し、世田谷区長や東宮御所などを訪問する予定。31日には野田佳彦首相を表敬訪問する。
豆記者たちは「北方領土のことを調べたい」「宮古の特産物や魅力をPRしたい」「政治の仕組みを学びたい」など、それぞれが取材活動に向けた意気込みを示した。
下地市長は「北方領土の問題をしっかり取材するとともに、身近な問題である尖閣諸島の問題もぜひ注目してほしい。また、宮古のマンゴーのおいしさも分かりやすくしっかりアピールしてきてほしい」と呼び掛けた。
また、川満弘志教育長も「豆記者に選ばれたことに誇りを持ってしっかり頑張ってきてほしい」と激励した。
豆記者団は、7日間の日程で、東京のほか釧路、根室などを訪問し8月3日に帰郷する。
そのほか、宮古地区豆記者交歓会の本村幸雄会長と父母一同が「51年の歴史を重ねた豆記者をこれからもしっかり継続してきたい。しかし、大きな課題として多額の派遣費用があり離島のハンデもあって沖縄本島よりも負担が大きい。ぜひ市としても今後、派遣費の補助など協力してほしい」と要請した。
豆記者団のメンバーは次の皆さん。(敬称略)
下地心也(平良第一小5年)、岡村連太郎(同6年)、保坂優作(同)、大川康平(東小6年)、与那覇優美奏(北中1年)、本村あろま(同)、長濱優希(伊良部中2年)、長濱大祐(平良中2年)