善平輔君が決勝ゴール/埼玉国際ジュニアサッカー
韓国チームに1―0
国内外のジュニアサッカーチームが集まる埼玉国際ジュニアサッカー大会が27日、埼玉県で開幕した。大会には平良第一FCの善平輔君(平良第一小6年)とマティダ東FCの友利怜央君(東小6年)が沖縄代表として出場。28日の順位決定トーナメントでは韓国のチームと対戦し、善平君の決勝ゴールで勝利した。善平君は前日の予選リーグでも1得点を挙げており、大会を通じて2得点の活躍。
沖縄代表は大会初日の27日に行われた予選リーグでタイに0―3で敗れた。埼玉県の朝霞市選抜との対戦では善平君がゴールを挙げたが、3失点で敗退した。
大会2日目の28日からは順位決定トーナメントが行われ、沖縄代表は初戦で韓国仁川広域市の選抜チームと対戦。善平君が前半にミドルシュートを決めて1―0で競り勝った。友利君はディフェンスで奮闘し沖縄代表の勝利に貢献した。続く岡山代表との対戦は0―2で敗れた。
韓国チームとの試合で決勝のゴールを決めた善平君は「海外のチームとの試合で点を取ることができてとてもうれしい。海外の選手は個人技に優れてレベルが高い。試合ができて良い経験になった」と話した。
友利君は「海外の選手は体格も違うし足も速い。技術も負けていた。大会で勉強になったので、もっと技術を磨きたい」と話した。
大会はきょう29日が最終日。引き続き順位決定トーナメントを行う。
この大会は小学生(U―12)による国際大会。次代を担う国内外の選手の交流を促進し、青少年の健全育成と国際交流を図ることを狙いに開催されている。タイ、マレーシア、韓国、オーストラリアといった海外勢をはじめ複数の国内選抜チームが出場している。