交流体験事業へ出発/青少年フレンドシップイン九州
波名城さんら宮古から4人
【那覇支社】他県の青少年との交流活動を通して友情を深め、規律ある共同生活の中で自主性や協調性を育むことを目的に実施する「県青少年フレンドシップイン九州」(主催・県青少年育成県民会議)の結団式が31日、那覇空港で行われ、宮古から波名城夏妃さん(宮高3年)、仲里葉菜さん(同)、仲間速希君(下地中3年)、川満千夏さん(久松中3年)の4人が参加し結団式に臨んだ。同交流体験事業には県内総勢273人の児童・生徒が参加した。
今年度の同交流体験事業は31日から8月4日までの4泊5日の日程で、福岡、佐賀、熊本の「青少年の家」などで合宿を行い、吉野ヶ里遺跡(佐賀)や、阿蘇神社(熊本)周辺の歴史文化学習などを行う予定。
結団式であいさつした県民会議の大城光代会長は「皆さんは選ばれた団員なので、県の代表としての誇りと役割を十分認識し、楽しく充実した研修になるよう期待している」と出発する児童・生徒を激励した。
結団式の後、波名城さんは「少し緊張していて、班の小学生をまとめられるか不安だが、楽しみながら成功させたい」と、仲里さんは「宮古で体験できないことをたくさん楽しみたい」、仲間君は「山登りが楽しみ。班長のもとで、しっかり班をまとめたい」、川満さんは「班の仲間たちと仲良くいっぱい楽しみたい」とそれぞれに出発前の抱負を述べた。