社会・全般
2012年8月8日(水)9:00
戦争の悲惨さ伝える/沖縄の戦争と原爆展
平良庁舎で10日まで
コープおきなわ平和グループ主催のパネル展「沖縄の戦争と広島・長崎の原爆展」が6日から市役所平良庁舎1階ロビーで開かれている。展示期間は10日まで。
同グループは毎年、この時期に原爆や戦争をテーマとしたパネル展を開催。今年は、沖縄戦での米軍による沖縄本島占領展開図や、米軍本島上陸の様子や戦場に取り残された子どもらを写した写真、現在も沖縄にある米軍基地の所在を記したマップ、広島と長崎に落とされた原爆で負傷した人や、崩壊した建物、焼け野原となった土地、悲しみに涙する人々など原爆の悲惨さを伝えるパネルなどを展示。
そのほか、「福島の想い」と題した一角には放射能防護服(未使用)や「原発ゼロ、核兵器ゼロ」を訴えるメッセージも展示されている。
会場では、来庁者が足を止め、真剣にパネルに見入る姿も見られた。