宮古産黒糖をどうぞ/県農水振興センター
消費拡大キャンペーン
県宮古農林水産振興センターは8日、宮古空港到着ロビーで県産黒糖の消費拡大キャンペーンを実施した。東京から来島した観光客にその場で割った黒糖を振る舞い、黒糖の美味をアピールした。
県は、毎年5月10(黒糖の日)から9月6日(黒の日)までを県産黒糖の消費拡大キャンペーン期間に設定し、県内各地で各種イベントを開催している。
今回は観光月間のイベントと連動し、市観光商工局とともに多良間島産の黒糖をPRした。
県職員や市職員、宮古製糖の職員は法被姿で黒糖を配布。大きな黒糖をその場で試食用に小さく割って観光客に振る舞った。
観光客はそれぞれ黒糖の美味に舌鼓を打った。埼玉県の渡辺美和子さん(44)は「もっと堅くてしつこいと思っていたけど、柔らかくてさっぱりしている」と感想。渡辺十夢(とおむ)君は「その場で割られた黒糖を食べたのは初めてだけど、とても甘くておいしい」と笑顔で話した。
県宮古農林水産振興センターの東江賢次副参事は「黒糖はミネラル分などを多く含んでいる。これを食べて厳しい夏を乗り越えてほしい」と話し、キャンペーン実施に伴う一層の消費拡大に期待を込めた。