第1期抽選に106人/太陽光発電補助
設置希望者の多さ鮮明
2012年度住宅用太陽光発電システム設置補助金交付事業の第1期抽選会が10日、市役所平良庁舎で開かれた。第1期の予算総額500万円、上限10万円という最少で50件となる補助金交付枠に、約2倍となる106人が参加。太陽光発電の導入を希望する市民の多さが改めて明らかになった。第2期の補助申請受付は10月を予定している。
市による住宅用太陽光発電システム設置補助金交付事業が始まったのは10年度から。今年度は予算を、10円ずつ充当し、補助額を1㌔㍗当たり3万円、上限は10万円と設定。第1期分の申請は7月2日から同31日まで受け付け。申請件数は113件だった。
抽選会は、受け付け時に抽選を行う順番を決めるくじを引き、その番号順に補助金交付の抽選くじを引いた。抽選前には、エコアイランド推進課の職員が、今年度の補助金交付事業の概要や、今回の抽選でもれた人は第2期にも申請ができることなどを説明した。
補助交付決定者には2週間以内に文書で通知される。
抽選会に参加した主婦(平良)は「家をオール電化にしたいとの思いもあり、太陽光発電を設置しようと思っている。エコなところも良い。補助があるのは経済的にとても助かる」と語った。
エコアイランド推進課の大金修一課長は「(再生可能エネルギーの)全量買取制度スタートなど経済的理由だけでなく、環境や防災の観点からも太陽光への意識の高まりを感じる」との考えを示した。