マクドナルド初出店へ/イオンタウン宮古南内
関係者が地鎮祭・安全祈願祭
ハンバーガーチェーン大手のマクドナルドが年内にも宮古島に初登場する。イオンタウン宮古南ショッピングセンター(市平良字松原)敷地内南側に日本マクドナルド宮古島店の出店が決定。店舗工事の地鎮祭・安全祈願祭が11日に行われ、関係者がくわ入れなどを行い工事の安全と新店舗完成を願った。
マクドナルドが沖縄の離島に出店するのは石垣に続き宮古が2店舗目。宮古島店の店舗面積は約300平方㍍で、座席数は89席。車から降りることなく注文、購入ができるドライブスルーも整備する。年内のオープンを予定、地元雇用としては、アルバイト人の採用を計画している。
地鎮祭・安全祈願祭には、施主であるイオン琉球の末吉康敏社長や、運営する日本マクドナルド店舗開発本部西日本新店開発部の實方信一マネジャー、地主、設計・施工業者らが出席。宮古神社神主による清めばらいなどに続き、末吉社長、實方マネジャー、業者代表、地主がくわ入れを行った後、玉串を奉納して工事の安全を祈願した。
神事終了後の直会では、末吉社長が「イオンタウン宮古南に、新たにヤマダ電機とマクドナルドが出店することとなった。これほどの規模のショッピングセンターが人口5万5000人の街にできることはめったにない」とあいさつした。
實方マネジャーは「約2年半前から宮古島に店舗を出したいとの信念の下、いろいろな人の力を得て、この日を迎え、年内でのオープンが見えてきた。宮古店は最新のデザインと設備を備えた店舗となる。より多くの人に利用してもらいたい」と語った。