11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政 産業・経済
2012年8月15日(水)9:00

市の借金348億8682万円/11年度一般会計決算見込み

前年度比9441万円の減/貯金は14億円増の36億8691万円


 宮古島市はこのほど、2011年度一般会計の決算見込みをまとめた。それによると、市の借金に当たる地方債現在高は前年度より9441万円少ない348億8682万円。市民一人当たり(8月1日現在)に換算すると約63万6000円となる。市の貯金に当たる財政調整積立基金は前年度比14億2562万円増の36億8691万円となった。


 11年度の一般会計決算見込みは、歳入総額が前年度実績399億2189万4408円から16億9613万9597円の減となる382億2575万4811円。歳出総額は前年度368億544万5691円より8億7431万8672円減の359億3112万7019円だった。

 歳入と歳出の差額から翌年度への繰越額1億2989万4551円を差し引いた実質収支額は21億6473万3241円の黒字となった。黒字幅は前年度の27億2362万4894円と比較すると5億5889万1653円の減となった。

 市財政課では、黒字の要因として市町村合併の効果と、財政計画に沿った人件費の抑制などを挙げる。財政調整積立基金は億円上積みされたが、新ごみ処理施設や新中央図書館・公民館の建設といった大型事業が残っているほか、団塊世代職員の大量退職に伴う退職金の増加、合併による交付税特例措置約31億円が16年度から5年間で段階的に縮減されることなどを踏まえ、「さらなる積立が必要」との考えを示した。

 11年度決算は議会認定を受けるため、市議会9月定例会に提出される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!