48人参加「琉大塾」が閉講/宮古青少年の家
修了証書手に充実感
宮古青少年の家で22日から2泊3日の日程で開校していた「琉大塾」(主催・琉球大学生涯学習教育研究センター、宮古青少年の家)が24日、最終日を迎えた。同日夕には退所式が行われ、参加児童生徒48人に修了証書が手渡された。
同塾は、先生役を務める琉球大学の学生13人が、児童生徒48人と青少年の家で共に過ごし、夏休みの宿題などの指導をするとともに、スポーツ教室や科学遊びなどさまざまな体験で交流を深めてきた。
児童生徒を代表して平良航君(平良中3年)に、同大学生涯学習教育研究センターの真栄城勉センター長から修了証書が手渡された。
児童生徒からは、学生へ感謝の思いを書きつづった寄せ書きがサプライズでプレゼントされた。
受け取った前里結子さん(教育学部1年)は「短い期間だったのにこんなことまでしてもらえ、言葉で表せないくらいうれしい」と喜んだ。
田村夢花さん(平良第一小5年)は「塾に参加して、いっぱい友達ができた。読書感想文を書いたり勉強もたくさんできた。来年も参加したい」と語った。
学生リーダーで伊良部出身の城間康さん(工学部4年)は「宮古からの琉大生が増え、卒業後も夢を持って頑張ってくれるとうれしい」と話した。
真栄城センター長は「琉大塾第1期生を送り出すことできうれしい。みんなのおかげで学生たちも成長することができた」、青少年の家の安慶田昌宏所長は「今の気持ちを忘れず勉強に励んでほしい」とそれぞれ呼び掛けた。