11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2012年9月4日(火)9:00

EV車充電器導入で協力へ/三菱自動車

市のエコ推進を後押し/市川副社長らが来島


エコアイランド構想などの説明を受けた市川副社長(右奥)と五十嵐販促部長(右中)=3日、市平良庁舎

エコアイランド構想などの説明を受けた市川副社長(右奥)と五十嵐販促部長(右中)=3日、市平良庁舎

 三菱自動車工業の市川秀副社長と五十嵐京矢商品販促部長ら同社の関係者が宮古島市を訪れ3日、長濱政治副市長と面談した。現在、市が全面的に推し進めているエコアイランド宮古島構想推進や環境モデル都市行動計画などについて、市エコアイランド推進課から事業内容についてヒアリングを行うとともに、電気自動車(EV車)導入に向けての取り組み状況などを見聞した。同社は今後、EV車急速充電器の設置など市に協力したい意向を示した。


 市エコアイランド推進課では2030年度を目標年度として自家用車のみならず、運輸車両の約40%をEV化する目標を掲げており、市川氏は島で行われいるエコ事業に大きな関心を寄せていた。

 長濱副市長は「小さな島での移動は電気自動車で十分賄える範囲にある。市の目標としてはエネルギー供給を自前で賄えるシステムを何とか構築できないかと模索しているところだ」と述べ、バイオエタノール施設、太陽光発電、風力発電、天然ガス利活用など再生可能エネルギーなどの事業実施について説明した。

 説明を受けた市川副社長は「公共団体がこれほど積極的に取り組んでいることに勇気付けられた。メーカーとして何をすれば役に立てるか」と問い掛けた。

 長濱副市長は「環境都市は観光の素材ともなり得るので、企業の方でも積極的にアピールしてもらえれば」と要望した。

 市川氏によれば、EV車は充電池の規模によってコストが大きく異なる。メーカーも効率の良い充電池開発に取り組んでいるが、現段階では1回の充電で160~180㌔走行可能車両が一般的に普及している。宮古島内の観光スポット要所に充電器を設置することなどに協力し宮古島市でのEV普及に努めたい考えだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!