11/25
2024
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 癸 
社会・全般
2012年9月9日(日)14:52

救急車の出動2500回/市消防本部11年

2300人余を搬送



119番通報を受理する指令員=7日、宮古島市消防本部情報指令課

119番通報を受理する指令員=7日、宮古島市消防本部情報指令課

 きょうは9月9日で「救急の日」。宮古島市消防本部のまとめによると、管内で2011年1月から12月までの1年間に救急車が2567回出動し、2301人を搬送した。





 このうち入院を必要としない「軽症」が1027人、1日間から3週間未満の入院を要する「中等症」患者708人で、3週間以上の入院を要する「重傷患者」が411人だった。


 年齢別に見ると65歳以上が1135人と最も多く、全体の約50%を占めている。


 同年の119番受理件数は全体で3241件で、このうち2206件が救急だった。出動回数の2567回と救急出動指令回数の差は病院間の移動(転院)などで救急車が出動した回数。


 受理件数の内、誤報(時報、天気予報との間違い)やいたずら電話が209件あった。


 症状に緊急性がなく「交通手段がない」「どこの病院に行けばよいか分からない」などの理由で救急車を呼ぶと、他の重症患者への対応が遅れるため、市消防本部指令課は救急車の正しい使い方を守ってほしいとしている。


 119番通報時には指令員の質問に落ち着いて答えてほしいと呼び掛けると共に、GPS機能付きの携帯電話からの通報は場所の特定がしやすいので活用を勧めている。


 救急の日は救急業務に対する理解と認識を高めるために1982年に制定された。毎年9月9日を含む1週間を「救急医療週間」と定め、全国で応急手当の講習会を中心とした行事が催される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!