「紙すきはがき」づくりに挑戦/エコハウス暮らし講座
親子でリサイクル学ぶ
市エコアイランド推進課主催の「エコハウス暮らし講座⑤~リサイクルについて学ぼう」が8日、市平良の根間地区にある市街地型エコハウスで開かれた。親子ら約15人が参加し、牛乳パックを使った「紙すきはがき」づくりを体験した。
今回の講座は、資源の再利用を体験することで、身近なごみ問題やリサイクルに関する関心や理解を深めることが目的。
参加者たちは、水に2日間つけておいた牛乳パックから表面にコーティングされているフィルムをはがし、小さくちぎり水と一緒にミキサーにかけた。大きなボウルに移して、形を四角に変形させた針金ハンガーにストッキングをかぶせたもので液状になった牛乳パックをムラなくすいて形を整えた。最後は斜めに傾けて置いた網戸に載せ、乾燥させて「紙すきはがき」を完成させた。
親泊文佳さん(平良第一小4年)は「牛乳パックからはがきが作れるとは知らなかった。紙をすくのが難しかった。作ったはがきでおばあさんに手紙を出したい」と語った。
はがきづくりの前には、環境保全課の職員がリサイクルできるごみや、1年間に焼却されるごみの量などについて説明した。