踊りや演奏を堪能/航空自衛隊分屯基地
観月会に大勢の市民
航空自衛隊宮古島分屯基地(宮本裕徳司令)=上野野原=の観月会が22日、基地内のヘリポートで開催された。舞台では女性や隊員たちが華麗な舞や、演奏を披露。大勢の市民が訪れ、余興を見ながら焼き鳥などをつまみにビールを飲み秋の夜を満喫した。
空には月が輝き、良い祭り日和となった。
あいさつで、宮本司令は安定した環境で、勤務できるのは市民の理解と支えのたまものと感謝。その上で「自衛隊は堅いイメージがあると思うが、基地内で隊員と触れ合って、市民と共にある分屯基地を感じていただきたい」と述べた。
野原勝也・宮古地区自衛隊父兄会長は、国民の絆が津々浦々まで結ばれて、元気な日本になるようにと願い、乾杯をした。
舞台は隊員による「ラッパ吹奏」で幕を開けた。茜屋出雲流宮路会が、日本舞踊をりりしく演舞。アイラナフラスタジオは、エイサーの曲をフラダンスにアレンジして踊り、拍手喝采を浴びた。
野原集落の住民らが、伝統芸能の「棒振り」を勇壮に披露。城間健市さんのライブも、好評だった。基地のエイサー部は、舞台いっぱい躍動した。最後は、地区自衛隊協力会の砂川恵助副会長の乾杯の音頭で締めくくった。