政治・行政
2012年9月28日(金)9:00
福保部医師派遣を提案/奥平氏
古病院内科医欠員で/県議会9月定例会
【那覇支社】県議会(喜納昌春議長)の9月定例会は27日、代表質問2日目に入り、宮古島市区選出の奥平一夫氏(県民ネット)が質問に立った。奥平氏は現在、宮古病院で内科医が欠員している状態で内科外来の診療制限を行っている問題について、再々質問で「医師資格を持つ県福祉保健部の職員を暫定的に派遣してはどうか」と提案した。
本会議で病院事業局からの具体的な答弁はなかったが、奥平氏の提案を受け、医務課内に設けられているドクタープールを活用して調整の上、医師派遣の検討を行いたいとしている。
奥平氏は下地島空港の利活用について、県が設置した同利用検討協議会(座長・金城淳県土建部統括監)以外にも地元青年会議所を中心にした構想を取り入れるよう提案した。これに仲井真弘多知事は「地元で議論し尽くされるのは非常に良いこと」と賛同を示した。