砂川、岸本君が全国へ/障害者スポーツ大会
「メダル持ち帰る」/特支学校で推戴式
第12回全国障害者スポーツ大会(12~15日、岐阜県)に県代表として出場する宮古特別支援学校(平良智枝子校長)の砂川良太君(高等部3年)と岸本恵斗君(同2年)の選手推戴式が2日、同校で行われた。全校児童、生徒が参加し、全国大会での活躍を期待した。2人は「自己記録更新を目指しメダルを持ち帰りたい」と意気込みを示した。2人はこれまでの実績が認められ県から推薦された。
同大会は「輝けはばたけだれもが主役」をテーマに各県代表選手が一堂に集い、陸上や水泳などの個人競技とバスケ、バレーなどの団体競技で熱戦を繰り広げる。
陸上競技100㍍と200㍍に出場する砂川君は「自己記録(100㍍12秒10、200㍍26秒39)更新を目指して頑張る。メダルを持って宮古に帰りたい」と話し、太ももを高く上げるパフォーマンスを披露し大きな拍手を受けていた。
卓球競技に参加する岸本君は「まずは1回戦を突破したい。そして決勝に行き優勝したい」と意気込みを示した。
生徒代表が応援団を買って出て「行け行け良太、ファイト恵斗」とエールを送った。
平良校長は「全国大会へ2人が出場することをとても誇りに思う。指導してくれた先生や応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れることなく、精一杯の力を出し切ってほしい」と激励した。