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社会・全般
2012年10月3日(水)9:00

仲間さんが最優秀賞/JA青壮年大会

青年の主張 宮平さん優秀賞


最優秀賞の仲間さん(左から2人目)、優秀賞の宮平さん(同3人目)と関係者の皆さん=2日、JAおきなわ宮古地区本部長室

最優秀賞の仲間さん(左から2人目)、優秀賞の宮平さん(同3人目)と関係者の皆さん=2日、JAおきなわ宮古地区本部長室

 2012年度JAおきなわ青壮年大会(9月26日、那覇市)の青年の主張の部で仲間舞夢さん(26)=宮古地区青壮年部伊良部支部=が最優秀賞に輝き九州大会への切符を手にした。JAおきなわ組織活性部が同大会を管轄した04年以降の9年間で宮古勢は最優秀賞を7回獲得と、活躍がめざましい。宮平浩幸さん(24)=同平良支部=は、優秀賞を受賞した。


 仲間さんは肉用牛飼育(母牛20頭規模)を中心に、カボチャやオクラ、ゴーヤーを栽培する複合農業を営む。牛のふんは堆肥にして使えば、野菜に大きな力を与えると強調。将来に向けては「牛ふん堆肥を園芸農家の青壮年部仲間にも利用させる地域循環型農業を確立できればと思う」と展望を示した。地域資源(牛ふん)の循環活用や仲間への思いやりなどの幅広い視点が、高く評価されたという。

 宮平さんは「将来は農業で金持ちになる」と心に決めて高校に進学した。現在はカボチャを中心にスイカやトマトなど多種類の品目を栽培し、夢を実現。「自分の手で育て、収穫し、得たお金は本当にうれしい」と発表した。

 仲間さんは「県大会参加は2回目ということもあり、負けたくなかった。リベンジできて良かった。九州で優勝できるよう頑張りたい」と笑顔いっぱいに話した。

 宮平さんは「文章を覚えて、自分なりにうまく発表できた」と晴れ舞台に満足の様子だった。
 岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長は「大会では、2人が競ったと聞いている。仲間さんには、九州大会を勝ち抜いて全国大会に行ってほしい。宮平さんには、来年の大会を目指して頑張ってもらいたい」と激励した。


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