福島の子を宮古へ招待/うむい宮古島
「カレンダー」作成に参加を
東日本大震災で被災した福島の子どもたちを宮古島で保養させようと市民グループの「うむい宮古島」(藤井一郎会長)は7日、資金造成に向け市内のスーパー前で市民に協力を呼び掛けた。
同会は、被災した福島の子どもたちを宮古島へ受け入れることなどを目的に発足。受け入れ資金造成のため、市民の笑顔の写真とメッセージ365人分で作る「笑顔カレンダー」を作成し、1部500円で販売する。カレンダーは1カ月が1ページとなっていて、日付とメッセージを書いた用紙を持った市民の写真が日付を示す形となる。
市内スーパー前で行われた参加呼び掛けでは、メンバーが買い物客にチラシを配布し協力を要請。趣旨に賛同した市民が自身の誕生日や記念日の日付と激励メッセージを書き、それを持って写真を撮影した。
報道などで活動を知ったという家族連れが多く見られ、この日だけで92組が撮影に協力した。
同会では引き続き協力者を募集している。ただし、写真が掲載される日付は先着順で、すでに申込者がいる日では応募できない。詳細は同グループのブログ(http://umui.ti-da.net/)参照。問い合わせは同会事務局(電話090・8291・8876)まで。