「将来につなげる」/ジョブシャドウイング
31事業所で仕事見学
狩俣、鏡原、宮原の3小学校4~6年生54人が11日、市内31事業所で仕事を見学するジョブシャドウイングを行った。同日朝には合同出発式を市中央公民館で開き、児童代表が「たくさん学んで将来の自分につなげたい」など決意を述べたほか、最後は全員で掛け声に合わせ気勢を上げ、元気に頑張ることを誓った。
3校は今年度のジョブシャドウイング実施指定校となっていて、当日に向け各校では言葉遣いやビジネスマナーなどの事前学習を行ってきた。
出発式に来賓として参加した下地敏彦市長は「働いている先輩たちをしっかりと見て頑張ってほしい」と児童たちを激励。児童代表決意表明で狩俣小6年の比嘉京香さんは「働く大人の魅力や仕事を通した役割などをたくさん学んで、将来の自分につなげていきたい」、鏡原小4年の下地夏子さんは「働くとはどういうことなのか、しっかりと観察してきたい」、宮原小5年の砂川心美さんは「この機会に仕事や自分の夢について考えていきたい」と力強く宣言した。
出発を前に、宮原小6年の砂川栄吾君、鏡原小4年の花城琉伊君、狩俣小5年の伊良部龍侍君の掛け声に合わせ、全員で手を突き上げて気勢を上げた。
ジョブシャドウイング アメリカを発祥地とする職業教育の一種。児童生徒が事業所で従業員に影(シャドウ)のように寄り添って仕事内容や職場の様子を観察することで、仕事や職種に関する認識の幅を広げ、働くことについての気づきを促すことに重点を置いた職業教育の手法。