授業改善へ指導助言/文科省招聘事業
東小で公開授業と講話
文部科学省教科調査官招聘事業に伴う公開授業および講演会(国語)が9日、東小学校で行われた。「わかる授業」の構築をキーワードに同省初等中等教育局教育課程課の水戸部修治教科調査官が講演を行ったほか、同校4年1組の公開授業が行われ、参加した教諭たちは今後の指導に生かそうと授業の進め方と講話内容に聞き入っていた。
公開授業では、下地美保代教諭が「登場人物へ手紙を書こう」の単元名で、文章を正確に読み取る力を付けることを目的に授業を進めた。
参加した教諭たちは、授業を通して児童が学ぶ楽しさを感じ、わかる喜びを味わえる指導法について学んだ。
講演では、水戸部調査官が「単元を貫く言語活動を位置付けた国語科の授業づくり」をテーマに講話。国語の能力について「付けたい力」の見極めのほか、児童の「大好き!」「知りたい・伝えたい!」を重視することの大切さなどを呼び掛けた。
今回の取り組みは、「わかる授業」の構築に向けた授業改善への指導助言および講話を直接受けることにより、市における学力の向上と充実を目的に行われた。