宮古地区教委協発足へ/教育長会と教育委員協会
総会開き統合規定を確認
宮古地区の教育委員協会(宮國博会長)と教育長会(川満弘志会長)の総会が16日、宮古島市役所城辺庁舎で開かれ、両団体を統合する規定を確認した。2013年4月1日から「宮古地区市町村教育委員会協議会」を発足させて活動を開始する。
両団体は、宮古島市と多良間村の教育委員会の委員らで構成されており、教育行政や学校教育、生涯学習のあり方など教育全般について研さんを積んでいる。
このほど、上部組織である県市町村教育長協会と県市町村教育委員会連合会が合併することを受け、宮古地区の二つの団体も統合する方向性が示されたことから今回の総会で規定を審議し、決定した。
13年4月からは▽県および国の関係機関に関する請願・陳情▽地区の教育委員研修▽教育の調査研修-に関することについて議論を深め、宮古地区の教育行政の活性化に役立てる。
総会ではこのほか、両団体の11年度決算や12年度の予算、事業計画などを話し合って承認した。
事業計画では今後の理事会や連絡協議会の日程などを確認した。
この後開かれた研修会では、市史編さん委員会委員長の仲宗根將二さんの講話を聞き、宮古の歴史について知識を深めた。