児童生徒の力作ずらり/市民文化祭展示の部
書道、絵画など4200点/多くの市民訪れ鑑賞
第7回宮古島市民総合文化祭児童・生徒の部の展示部門が20日、宮古島市中央公民館で開幕した。初日から多くの市民が訪れ、書道や美術、文芸、自由研究の各部門における児童生徒の力作を鑑賞した。展示はきょう21日まで。時間は午前9時から午後5時。
展示されている作品は全部門合わせて4261点。図画やポスターなどの美術部門が341点、書道は511点ある。自由研究の工作部門は324点で、同自由研究部門には198点を展示した。文芸部門の作文は160点、俳句は1599点、短歌は837点、詩は291点が展示されている。
力強い書道作品と創造性あふれる美術部門の図画やポスターは公民館1階大ホールに展示されている。
2階に設置した自由研究部門スペースの作品は個性豊か。複数のペットボトルで作ったスペースシャトルをはじめ海岸に漂着した流木を使用して作り上げた小物置きやいす、割り箸で作ったログハウスもある。
そのほか恐竜の模型や身の回りの物で作った船、動物、牛乳パックで作ったエコロボットなどユニークな作品が多数展示されている。
会場には初日から多くの市民が訪れて展示作品を鑑賞した。俳句や短歌、詩といった文芸作品に目を通して児童生徒の感性に触れるとともに、図画やポスター、自由研究作品から見える豊かな個性に関心を寄せていた。
展示部門はきょう21日まで。児童・生徒の部の今後の日程は来月4日に郷土の民話大会、同25日には音楽祭が行われる。