陸上、10年ぶり宮古開催/県民体育大会
選手団が結団式/本村団長「アララガマ魂で」
第64回県民体育大会に出場する宮古代表選手団の結団式が23日夜、市内で行われた。選手、役員は総勢357人。陸上が10年ぶりに宮古島市で開催されるなど合わせて8競技(先行競技のゴルフは終了)が地元で開催される。団長の本村博昭宮古体育協会長は「地の利を生かして、アララガマ魂を忘れることなく熱い戦いを演じてほしい」と激励した。有望種目は男子バスケットボールやバレーボール、ハンドボール、ラグビー、軟式野球などで総合8位が目標。
大会は10月21日のゴルフを皮切りに、宮古島市と石垣市を中心に全競技で行われる。
メーンの陸上は11月24、25の両日、市陸上競技場で開催。男子バスケが昨年に続き連覇を狙うほか、20年ぶりにウエイトリフティングに6人が出場する。
結団式であいさつした本村団長は「ネバーギブアップ。決して諦める事なく、念願の優勝を勝ち取ってほしい。市民に勇気と感動を与えるよう、宮古島の選手ここにありということを示してほしい」と呼び掛けた。
下地敏彦市長は、結団式の席順は前回の成績順だということを強調。「半分から後ろの席はぜひ奮起してほしい」と激を飛ばした。
市議会の富永元順副議長は、「市議会としても全面的にバックアップしていきたい」と述べ活躍に期待した。
競技団体を代表して宮古バスケットボール協会の垣花秀明副会長が、全力プレーと上位入賞へ決意を表明した。
大会には那覇、中部、北部、南部、先島の5地区14市郡の代表選手が出場。各競技の1位~8位までに得点が与えられ(8位以下は参加点1点)、その合計得点で順位を決める。
宮古島市は昨年は総合13位だった。