市長に金メダルを報告/全国障害者スポーツ大会の選手ら
第12回全国障害者スポーツ大会(13~15日、岐阜県)の砲丸投げに宮古から県代表で出場し、10㍍75㌢の大会新記録で金メダルを獲得した池原安栄さんをはじめとする参加者や関係者らが23日、下地敏彦市長を訪ね、競技の結果を報告した。選手たちは、胸にメダルを掛け誇らしげ。下地市長は「よく頑張って、いい記録を作った」と祝福した。
宮古からは5人出場し、メダル4個を獲得した。池原さんはソフトボール投げでも銀。陸上200㍍の砂川良太君(宮古特別支援学校高等部3年)と、卓球の岸本恵斗君(同高等部2年)は銅メダルに輝いた。
宮身連の池間太郎会長は「優秀な成績を収めて、帰島した」と選手の頑張りをたたえた上で、行政に対し障害者スポーツの一層の振興に支援を求めた。
選手を代表して池原さんがあいさつし「いい結果を出せたのは、皆さんの支援と協力のおかげ」と感謝。「個人的には、4年後のパラリンピックに向かって頑張りたい」と決意を述べた。
宮古から出場した選手の成績は次の通り。(敬称略)
【陸上競技砲丸投げ】優勝(金)=池原安栄(10㍍75㌢)【同100㍍】砂川良太=4位(12秒78)【同200㍍】3位(銅)=砂川良太(26秒38)【ソフトボール投げ】2位(銀)=池原安栄(45㍍25㌢)【卓球競技個人の部】3位(銅)=岸本恵斗【ボウリング競技個人の部】5位=福里純也(みやこ学園)▽6位=平安山寿明(同)