04/05
2025
Sat
旧暦:3月8日 仏滅 甲 
スポーツ
2012年10月26日(金)9:00

冬春期野菜出荷スタート/JA宮古地区

ゴーヤー皮切り 販売目標は7億4000万円


緑の濃い高品質のゴーヤーが搬入された=25日、JAおきなわ上野集荷場

緑の濃い高品質のゴーヤーが搬入された=25日、JAおきなわ上野集荷場

 JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱う2012年度冬春期野菜の出荷が25日、ゴーヤーを皮切りに始まった。来年1月までにはトウガンやカボチャ、インゲンなどほぼ全品目が出そろう。今年度は前年度実績と比べ9300万円(14%)多い7億4600万円の販売を目標にしている。


 上野集荷場には宮国須美子さんら3人の農家が、ゴーヤーを搬入した。宮国さんが植え付けた日は、9月5日。1㍍50㌢ほどに成長したころの9月末に、台風17号が襲来した。つるをネットから一本一本取り外して、地面に横たえて防風ネットをかぶせ、難を乗り越えたという。

 JAによると、暴風をまともに受けて、植え替えたハウスもある。初出荷は台風の影響で、前年より2週間遅れた。

 初日は、102㌔入荷した。緑が濃く光沢も良い上々の品質。上野集荷場には平良、城辺、下地各集荷場の職員が集まり、選別基準を確認した。宮古産ゴーヤーのほとんどは、東京の大田市場に出荷されている。

 ゴーヤーの需要は、健康ブームに乗って年々増え、関東首都圏では主要野菜に成長した。毎年のキロ単価は500円前後と、高値水準を維持している。

 農家数は112戸で、栽培面積が約11㌶。今年度の出荷は623㌧、2億3600万円を目指す。

 地域別の出荷計画は、上野が最も多く8000万円。下地の7900万円、城辺4200万円、平良2900万円と続く。出荷は4、5月にピークを迎え、6月末ごろに終わる。

 ほかの野菜の販売計画はカボチャ2億800万円、トウガン1億7800万円、インゲン3200万円、メロン3800万円、オクラ2800万円、タマネギ1400万円となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月5日(土)9:00
9:00

ハート岩「恋人の聖地」に

ドイツ村、観光スポット期待/南西楽園   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は4日、うえのドイツ文化村でハート岩「恋人の聖地」選定記念セレモニーを行った。パレス館前にある岬から西側にある岩が、ハート型に見えることから、岬の先端に「愛の鐘」と「ハート型モ…

2025年3月30日(日)9:00
9:00

きょう開業6周年

空の玄関口の一つに/下地島空港ターミナル   みやこ下地島空港ターミナルはきょう30日、開業6周年を迎える。開業以来、宮古の空の玄関口の一つとして、多くの市民や観光客に利用され、2024年度は韓国ソウル(仁川)線の新規就航などを追い風に、利用者は過去…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!