生徒13人が感動のゴール/光の村養護学校
3日間で200㌔走破
光の村養護学校の第23回宮古島卒業旅行でトライアスロンに挑戦している同校高等部13人は26日、最終種目のランに挑戦。全員が達成感に満ちた笑顔でゴールし父母、教諭、ボランティアらと喜びを分かち合った。生徒たちは3日間で計200・195㌔を走破した。
最終種目のランは午前6時30分に市陸上競技場をスタート。4グループに分かれて、ゴールを目指した。
トップのAとBグループが午前11時30分ごろ、ゴールの市総合体育館前に姿を現すと、東保育所の園児たちが元気な踊りで後押しする中、生徒らは仲間と手をつないで勢いよくゴールに飛び込んだ。
完走した生徒一人一人に名前を刻んだ記念メダルが贈られた。メダルを掛けられた生徒たちはあらためて完走を実感していた。
畑中一刀君は「きょう1日楽しむことができた。これも先生方やボランティアの人たちのおかげ。とても良い思い出ができた」と力強く話した。
完走した志田遼平君も達成感あふれる表情で「大変だったが頑張れた」と話し、母の美穂さんも「とても感激した。今回の挑戦で体力と精神が鍛えられ自信もついたと思う。これからは社会に役立つ大人になってほしい」と述べた。
同校のトライアスロン挑戦は23回目。今回は、高知県の土佐自然学校から9人、埼玉県の秩父自然学校から4人の計13人が参加した。