島草履に美ら島総体ロゴ/宮総実 手作り記念品作成講習
美ら島沖縄総体2010の一人一役活動の一環で、宮古総合実業高校(下地廣治校長)は28日、選手らに贈呈する手作り記念品作成講習会を開いた。クラスの代表らが指導を受け、島草履に美ら島総体のロゴを一つ一つ丁寧に彫り込んだ。今週中に各クラスで作成し、281足を完成させる。
記念品作成は県内全校に作成が割り当てられ、約4万足を準備。県外から訪れる選手や監督らに、出場記念としてプレゼントする。
生徒らは型紙を使用してデザインを下書きした後、彫刻刀やカッターで彫り込んだ。花びらの曲線を描くため慎重に彫刻刀を動かすなど、集中した表情で取り組んでいた。
講習会に参加した生徒を中心に各クラスで作成。その後、メッセージカードとともに袋詰し、大会事務局に送付する。
同校美ら島総体生徒実行員の平良美香さん(3年)は「大会まで残り1カ月。沖縄らしい総体にするために盛り上げていきたい」と語った。
作業を行った新城綾華さん(同)は「1時間くらい掛かって完成させた。指が疲れたが楽しい作業だった。選手の皆さんには頑張ってもらいたい」と笑顔で話した。