宮古誘客を盛大にPR/東京で観光感謝祭
300人の関係者集いにぎわう
【東京支社】宮古への観光誘客拡大を目指して2日夕、東京渋谷の渋谷エクセルホテル東急で、第15回沖縄宮古観光感謝祭が盛大に催された。下地敏彦市長、平良隆市議会議長、豊見山健児宮古島観光協会長ら行政、観光関連事業者で構成する誘客活動の訪問団一行が、在京の旅行代理店関係者を招いて感謝祭を行った。2012年ミス宮古の3人が会場に花を添え、積極的に宮古観光をPRした。
今年度上半期(4~9月)の宮古観光需要は、昨年発生した東日本大震災の影響から脱しつつあり、格安航空会社参入による航空各社の運賃低減も奏効し、観光入域客数は昨年比11・5%増の万9300人にまで達している。また、10月1日から放送を開始したNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」の舞台となっていることなどから、宮古の観光需要は今後、飛躍的な伸びが期待されている。
同感謝祭は、宮古島への観光誘客を目的に毎年1回、東京と大阪で交互に開催しており、今年は東京での開催となった。
主催者を代表しあいさつした下地市長は「多くの人に宮古の美しい海を見てもらいたい。きょうは数時間だが『夢の国』に招待したい」と述べ、旅行代理店関係者に積極的な誘客への協力を求めた。
乾杯の音頭を豊見山会長が取り、宮古の観光振興を願って参加者全員で祝杯を挙げた。
来賓を代表してあいさつした日本航空常務の藤田直志さんは「美しい宮古島へ今以上の観光客を連れていってほしい」と述べ、宮古の観光振興に協力していく旨を伝えた。
ステージでは南西楽園エイサーチーム「鼓」による演舞が披露されたほか、パニパニJrが「宮古まもる君のうた」「みーや」などの歌を披露。会場では「お楽しみ抽選会」を催すなど盛りだくさんのイベントで盛り上がった。
感謝祭の締めくくりは観光協会の砂川靖夫副会長の掛け声でガンバロウ三唱が行われ、参加者全員で宮古の観光振興を誓った。